ジャニーズ事務所が猛抗議 話題の非公認本「女帝 メリー喜多川」ファンの賛否が分かれるワケ

公開日: 更新日:

「メリー氏の辣腕ぶりは一部メディアで何度も伝えられてきましたが、実名で詳細なやり取りを明かした人はいなかったと思います。読み応えがありますよ。良くいえば交渉術、悪くいえば圧力のかけ方がリアルに感じ取れます」(前出の芸能担当記者)

■ジャニーズ事務所が出した声明文の内容

 事務所は小菅氏とメリー氏の関係性について、声明文で以下のように書いている。

「著者である小菅宏氏は、本書籍内及び本書籍紹介文におきまして、ご自身と故ジャニー喜多川並びに故藤島メリーとの関係について事実と異なり、仕事上の関係性が50年にわたって続いていた、と読み手が誤認するような表現で言及されていることから、正確性に欠けております。実際には、小菅氏が出版社の担当編集者を務めていた40年ほど前が事実上、関わりがあったということができる最後の時期であり、その後のやりとりは数えることができる程度でございます」

 版元である青志社のホームページには「女帝 メリー喜多川」について、「取材担当50年 元大手出版社編集者 小菅宏[作家]」「「SMAP」「嵐」をめぐる真相と決断、一途なる経営理念。年商1千億円。ジャニーズ帝国を築き上げた鉄の女の誰も書けなかった禁断の素顔」「ジャニーズ事務所の半世紀を超える原動力の根源は晩年に女帝と呼ばれたメリー喜多川の圧倒的な力を抜きにして語れない。本著はこれまで明かされなかったメリーの貪欲な野望の生きざまを、週刊誌の担当編集者として(後に物書きとして独立)仕事をしてきた著者の、50年にわたる全記録である」などと紹介している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 7

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 8

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  4. 9

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 10

    女優・佐久間良子さんは86歳でも「病気ひとつないわ」 気晴らしはママ友5人と月1回の麻雀

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは