著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

韓国では「外見至上主義」根強く…マッチングアプリ登録にも高いハードル

公開日: 更新日:

 政治思想や宗教を入力する以外は日本のマッチングアプリと大差ないと思っていたが、そこは外見至上主義で学歴や職業を重要視する韓国。一定条件を満たさないと利用できないアプリもあるというから驚きだ。

「アマンダ」というアプリでは異性会員から顔写真の審査を受け、5点満点中3点以上でなければ登録できない。サムスンなど大手企業180社余りの会社員や公務員だけが登録できる「メジャー」というアプリもある。「スカイピープル」は男性が名門大学出身であるか、大企業の社員であることが条件だ。

 こうしたアプリには当然、批判もあるが、顔写真で審査される「アマンダ」の累計加入者数は630万人を突破。登録者は美男美女が多いといわれ、利用者からはそれなりに支持されているという。

 とはいえ、こうしたデートアプリを冷めた目で見ている人も少なくない。不倫目的に使われるほか、犯罪につながる可能性もあるからだ。また、顔審査のある「アマンダ」も偽の女性アカウントが多数あるという疑惑が浮上した。


 韓国メディアはアプリから真剣交際に発展する割合は低いと分析し、短期間での削除率も高いと報じている。そういえば、映画のヒロインもこんなことを言っていた。

「ヤリたい人同士で会って、気まずく遊んで終わりよ」

「恋愛の抜けたロマンス」 8日(金)からシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかロードショー

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議