「JYP」米国で史上最大オーディションにNiziUファンがヤキモキする理由
ただ、NiziUのファンは、パク・ジニョン氏が米国のオーディションに注力することに複雑な心境のようだ。SNSでは《その前にNiziUにもっといい曲あげてくれないかな。デビュー曲の"step by step"は良かったけど、それ以降はひどい曲ばかり》《北米で新たなグループできたら、なおさら落ちぶれていきそう。残念だしもったいないな》と懸念する声があがっている。
■メンバーのコロナ感染で初ライブ初日公演などが延期
NiziUが20日に発売した3rdシングル「CLAP CLAP」は初週13.2万枚を売り上げ、26日発表の最新「オリコン週間シングルランキング」で初登場1位を獲得した。女性アーティストでデビューシングルから3作連続1位を達成したのは、19年10月14日付の日向坂46「こんなに好きになっちゃっていいの?」以来2年10カ月ぶり。“快挙”には違いないが、全国的にそれほど盛り上がっている様子はない。
「CDはあくまでアーティーストの人気をはかるバロメーターの1つに過ぎず、今の時代に10万枚以上を売り上げている時点で立派ですが、2年前にプレ・デビュー作品『Make You happy』の動画が2億5000万回を超える再生回数を記録して話題になったこと考えると、3rdシングルの売り上げは少し寂しい印象です。オーディションを経てデビューする歌手やグループは昔からありましたが、最近はいざデビューしてしまうと、オーディション中ほどは注目されない傾向があります。JYPも今後もNiziUを『失敗』と言われない程度にプロモーションしていくのでしょうが、NiziUで大きく稼ぐ発想は描いていないと思います」(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄氏)
NiziUはこれから初のライブツアーを7都市15公演を行う。しかし、メンバーがコロナ感染し、23日・24日に開催予定だった神戸公演の延期となった。全国的にコロナ感染者が増えていることもNiziUにとっては不安要因だろう。無事に10月5日の振替公演まで駆け抜けることができるのか。