韓国ドラマ「イカゲーム」エミー賞6冠の快挙に称賛? 複雑? 日本のネットがザワつく
2020年の第92回アカデミー賞で作品賞や監督賞など4冠を獲得した「パラサイト 半地下の家族」に次ぐ快挙ではないか。12日、ハリウッドで開かれた、米国テレビ界で「最高の栄誉」とされるエミー賞の授賞式。注目されたのが、非英語作品として初めてノミネートされた、ネットフリックスの韓国ドラマ「イカゲーム」だ。
作品賞こそ逃したものの、主人公のソン・ギフンを演じたイ・ジョンジェが韓国の俳優として史上初、アジア俳優としても初の最優秀男優賞を受賞するなど6冠を獲得。1949年から開催されているエミー賞の授賞式で、英語が使われない外国語作品の受賞は初めてだ。
「イカゲーム」は、経済格差が深刻化する韓国で、貧困に苦しむ人が、富裕層が主催する様々なサバイバルゲームに参加するストーリーで、日本でも注目を集めた。
今回のエミー賞受賞について、ネット上でも、《これはすごい。歴史を塗り替えた》、《最初は単純なサバイバルゲームと思ってみたけれど、人間の複雑な感情が交錯する物語に引き込まれた》などと称賛する声が相次いでいるのだが、一方で、ちらほら見られるのが「複雑な感情」を表す意見だ。