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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

芸能界で次に到来するブームは「セレブ」か…デヴィ夫人が快進撃、萬田久子にも風格が

公開日: 更新日:

 芸能界から風俗まで男性諸氏を夢中にさせた「熟女」ブームもすでに落ち着いた感がある。食の分野でも雨後のタケノコのように増えた「唐揚げ専門店」も陰りが出てきている。ひとつのブームが去れば次のブームが来る。そろそろ次のブームの出番。熟女に代わるのは何か。

 新鮮さはないが、「セレブ」にブームの予感がする。セレブリティーを短縮した「セレブ」とは“高級感があり、ゴージャスでお洒落な様子”を意味する。ちまたでは“シロガネーゼ”と呼ばれる白金に住む夫人がセレブの代表のような存在としてつとに知られる。

 芸能界のセレブの代名詞がデヴィ夫人。インドネシアの元スカルノ大統領の第3夫人は帰国後、世界的なセレブとして関心が広がり、メディアに取り上げられるうちに通称「デヴィ夫人」の名でタレントとして活動。年を重ねて、さらに人気は高まっている。

「セレブなのに、歯に衣着せぬ話が面白い。問題発言で炎上することもあるが、他に類を見ないキャラの持ち主」(放送関係者)

 日本テレビ系の「世界の果てまでイッテQ!」では出川哲朗とコンビで体を張ったゲームにチャレンジ。セレブなら着ないであろうジャージー姿での奮闘ぶりが受けている。御年82歳。デヴィ夫人の快進撃はまだ続きそうだ。

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