吉沢亮「PICU」2ケタ好発進! 演技も脚本もいい医療ドラマは“諸刃の剣”?
「さすが吉沢亮!」(ドラマ制作会社スタッフ)と評価はうなぎ上りだ。
10日にスタートした吉沢主演のフジテレビ月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」の初回平均世帯視聴率は10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2ケタの好発進だった。フジ月9は今年4月期の「元彼の遺言状」、そして7月期の「競争の番人」と立て続けに全話平均1ケタと数字を落としてきているだけに、「局内の期待も高まっています」(前出のドラマ制作会社スタッフ)。
主演の吉沢は、昨年放送のNHK大河「青天を衝け」主演から初の連ドラ出演にして月9初主演と、話題性は十分。新設された小児専門の集中治療室(PICU)を舞台に、吉沢が優しいけれど不器用な小児科医を演じるヒューマン医療ドラマで、番組公式HPには《『監察医 朝顔』スタッフが贈る、感涙必至の“命の物語”》とある。主題歌は中島みゆきの新曲と、涙を誘う仕掛けはバッチリのようだ。
「脇役も安田顕、木村文乃をはじめ、大竹しのぶ、菊地凛子、イッセー尾形などなど芸達者な役者ばかりを揃え、フジの制作サイドの気合いの入りようを感じますね」(テレビ誌ライター)