滝沢秀明副社長の電撃退社 決定的になった「ジャニーズイズム」の終焉
「タッキーがジャニーイズムならば、ジュリー社長は母メリーさん(昨年亡くなった藤島メリー泰子名誉会長)譲りのメリーイズム。メリーさんが生前、SMAPのマネジャー飯島さんに『SMAPを連れて出ていきなさい』と言い放ち、SMAP独立騒動のきっかけをつくったほどではないにせよ、気が強く、仕事相手がやりにくいと思ってしまうようなところがあるんです。滝沢の頑張りを認め、『あなたしかできないんだから』などと言って、引き留めるようなことは、まずしません。そういうところが、人を大切にできないという評判につながってしまうのでしょう」(同)
■「後任」井ノ原の手腕は未知数
真相は今のところやぶの中だが、ジャニーイズム継承者である滝沢氏は事務所を去った。ジャニーズアイランド社長には元V6の井ノ原快彦(46)が後を継いだが……。
「井ノ原は若手に人望があり、人柄も良い。でも、プレーイングマネジャーとしては未知数ですし、ジュリー社長のイエスマンに終わり、育成も演出もプロデュースも声掛けをする程度で、実務は別のスタッフがあたることになるのでは」
そんな辛辣な見方が業界には出ている。
ジャニー喜多川氏が亡くなった際、ジャニーズ終わりの始まりとも言われたものだ。滝沢氏がそれを食い止め、孤軍奮闘していたとすれば、今回の退社で終わりにぐっと近づいていくかもしれない。