ウエストランドM-1優勝で「毒舌漫才」復権 2人は普段トークや飲み会でも愚痴悪口ガンガン
漫才日本一を決める「M-1グランプリ2022」(ABCテレビ、テレビ朝日系)の決勝戦が18日生放送され、前回より1200組以上増えた史上最多の7261組のエントリーの中から、「ウエストランド」が18代目王者の栄冠を手にした。
ウエストランド(井口浩之・39=写真左/河本太・38=同右)は、08年コンビ結成。20年のM-1では、決勝進出し9位に沈んだが、今回、見事に雪辱を果たした。
ファーストラウンドはカベポスター、真空ジェシカ、オズワルド(敗者復活)、ロングコートダディ、さや香、男性ブランコ、ダイヤモンド、ヨネダ2000、キュウ、ウエストランドの順で行われ、さや香、ロングコートダディ、ウエストランドの上位3組が最終決戦に進出。最終決戦でウエストランドは、審査員7人のうち、6人の票を獲得し優勝した。
ファーストラウンド、最終決戦ともに、ネタは「あるなしクイズ」にひっかけた体裁で井口が世の中のあらゆることをディスりまくる毒舌連発の漫才。その矛先は、恋愛映画、ユーチューバー、お笑いファン、路上ミュージシャン、アイドル、役者、田舎、R-1、大阪、M-1とあらゆる分野に向けられた。