本田翼「キミハナ」ヒットせず、1月期は“恋愛の神様”起用…TBS火曜ドラマ枠に秘策あり?
「2020年放送の『恋はつづくよどこまでも』『私の家政夫ナギサさん』『この恋あたためますか』、21年の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』と、この枠のラブコメは4文字に略して親しまれヒットしましたが、“キミハナ”は定着しなかった。“4文字略”や“〇〇キュン”狙いは、そろそろ飽きられている感じもしますね。でも、枠としての対象が女性中心なのはブレないでしょう」
次の1月クールは北川悦吏子氏(60)脚本の青春ラブストーリー「夕暮れに、手をつなぐ」。主演は広瀬すず(24)、相手役は永瀬廉(23=King&Prince)の同学年コンビだ。前出の亀井氏が言う。
「これはいろんな意味で今から楽しみですね。北川さんは00年の『ビューティフルライフ』では車椅子の、04年の『オレンジデイズ』では聴覚障害の女性の恋を描いています。“恋愛の神様”と称された北川さんとしては、同じ聴覚障害者が絡んだ『silent』のヒットは気になるところでしょう。そして永瀬さんとそのファンも、同じジャニーズ事務所の目黒蓮さんが『silent』で注目されただけに、気合が入るんじゃないでしょうか」
29歳の新進脚本家による「silent」が話題になった次のクールに王道ラブストーリーをぶつけてきたのは偶然かもしれないが、「キミハナ」の不調を“恋愛の神様”と“ドラマのTBS”の意地でどれだけ巻き返せるか?