キンプリ“解散”まで4カ月を切ったが…分裂でも人気急上昇のワケは「グループ愛」
独立後は読売ジャイアンツ×アパレルブランド「NEW ERA」とコラボデザインに参加、ハイブランド「イヴ・サンローラン」の社会貢献グローバルプロジェクト「ABUSE IS NOT LOVE」のジャパンサポーターに任命されるなど、ファッショニスタとしての活動などタレントと一線を画した活動をしている。
キンプリは、岸と神宮寺、岩橋の「Mr.Prince」と平野、永瀬、髙橋の「Mr.King」がひとつになり、全員でジャニー喜多川氏(享年87)にデビューを直談判。ジャニー氏は平野を呼び出し、「Youはソロがいいんじゃない?」と提案したが、平野は「いや、6人で」と譲らなかったという。
デビューした年の大みそかには、第69回NHK紅白歌合戦に初出場したが、岩橋は休養中で欠席。通常ならば、岩橋の抜けた穴を分からなくなるように立ち位置を変更するが、岩橋の抜けたポジションはそのまま、メンバーカラーのスポットライトが当たり、ステージに立てなかった岩橋の存在を主張した。
トップアイドルのまま分断したジャニーズグループといえば、2016年大みそかで解散したSMAPが記憶に新しい。6人でデビューし、5人に減員した後に分裂という末路まで同じだ。しかし、SMAPの場合は1996年に脱退した森且行(48)、2017年に退所した稲垣吾郎(49)、草彅剛(48)、香取慎吾(46)の映像シーンが地上波からは消え、2019年に公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し「注意処分」を行った。