いつも穏やかな池乃めだかさんが顔をしかめて「反則や!」とボヤいたワケ
■「あれはないわ~鉄板みたいな腹やで!」
アクションスターのジャッキー・チェンさんが映画のプロモーションで一度だけ新喜劇に出演され、私が台本を担当し、「ジャッキー対めだか」のシーンに、ジャッキーさんから「ボディーを手加減なしに殴ってください」と打診がありました。「わたし、小さいけどパンチ力ありますよ」「OK、OK」ということで、本気でジャッキーさんのボディーを殴った結果、めだかさんは右手首を捻挫。しばらく腫れて湿布をされていました。「あれはないわ~鉄板みたいな腹やで! 痛いわ~!」とボヤかれていた姿はお気の毒でもあり、ネタそのままでかわいくもありました。
80歳を間近にされた今も月に2週は舞台に立たれるめだかさん。吉本新喜劇の「小さな巨人」の雄姿を一日も長く見せていただきたいと思います。