硬の「罠の戦争」&軟の「警視庁アウトサイダー」…冬ドラマ高評価に共通するのは“昭和感”

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 1月スタートの冬ドラマも中盤戦。世帯視聴率でトップの常連だったTBS日曜劇場「Get Ready!」が苦戦し、全話平均2ケタ確保も危うくなってきた。

 ライバル枠のフジテレビ月9、テレビ朝日木9も2ケタに届きそうにない。

「ネット上で評価が高いのは、カンテレ制作のフジ月10『罠の戦争』。視聴率でも善戦し、最終的には全話平均で今期のトップに立つこともありそうです」(テレビ誌ライター)

 確かに《凄みを増した草彅剛の演技に引き込まれる》とか《昭和感、韓ドラ感あるけど、ついハマる》《現実の政財界人に重ねて見てしまう》などと、高評価の書き込みが目立つ。

「冒頭のナレーションや憎まれキャラの立て方など、いかにも1970年代的な作りなんですが、結局それが支持されやすいんでしょうね。ただ、人気になると否定的な意見を書き込みづらい空気もあるのかも」と話すのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。

 その亀井氏が「ネット上での賛否両論含めて面白い」というのが、西島秀俊(51)主演のテレ朝木9「警視庁アウトサイダー」で、亀井氏は「最初はあれ? と思いましたが」と、こう続ける。

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