野村周平ドラマ2本で“クズ役”連投 振り切った熱演とあまりのハマりっぷりに称賛の声
■菅田将暉をライバル視
少し成長した印象もある野村だが、1月9日放送のテレビ東京系「占いなんて信じないスペシャル」では、菅田将暉(30)にメラメラと対抗意識を燃やしていたことを明かした。菅田とはキャリアがほぼ同じ、同年代で、出演作も一緒になることもあったため、“元正統派”として闘志をむき出しにするのも無理はない。
ただ、野村は結果的に他の同年代俳優との差別化に「意図せず成功している」と見る向きもある。
「イケメン俳優としての旬は短く、同じ席を似たような俳優たちで取り合う構図は、基本的には変わりません。好感度を捨て、自由に振る舞うのは確かにリスクですが、好感度が役選びにおいて足かせになることもあります。逆にクズ役のイメージがつけば、デビュー当時のような好感度の高い役を演じたときに、いいギャップとしても働くので、俳優としてうまいことやってるなと思っている同業俳優も多くいると思います」(同)
過去のインタビューでも「自分の代わりはいくらでもいる」と答えていた野村だが、クズ役において代えがきかない俳優としての自分軸を確立しつつあるようだ。