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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

赤楚衛二はドラマ界の「スーパーサブ」 徐々に注目が集まり開花した人気俳優の“理想形”

公開日: 更新日:

 父親は名古屋学院大学学長。本人も同大に入学するもモデルをきっかけにスカウトされ俳優の道を選び中退。20歳で上京。父親は反対することなく、「やりたいことを見つけたのはいいこと」と背中を押してくれたという。芝居経験ゼロの赤楚は、数えきれないオーディションに落ち、しばらくはバイト生活の日々だった。23歳の時「仮面ライダービルド」出演をきっかけにバイトをやめ俳優としての覚悟を決めたという。キャリアを積み、朝ドラで一気にブレークした。

 人気俳優になっていく過程はさまざまだが、アイドルのように先に女性人気を得て俳優になるより、徐々に注目が集まり開花していく赤楚型のほうが理想的といわれる。

 歌手の宇多田ヒカルも無名時代を経て帰国子女のシンガー・ソングライターとしてヒット曲を連発。Jポップ界に新風を吹き込んだ。突然現れた歌姫にメディアも注目した。

「彼女の経歴を取材していくうちに母親が藤圭子とわかりびっくり。演歌の母とポップスの娘。絶対に結び付かない親子に反響も大きかった」(元女性誌記者)

 宇多田は不動の人気シンガーになったが、この先の赤楚はまだ不透明。

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