ジャニーズ性加害問題でどうするCMスポンサー 好評“抱き合わせ商法”にも逆風で気になる今後
特に久光製薬の「フェイタス」に起用されている岩本と重岡は、中島健人を含む「けんしげひー」という仲良しトリオとしてジャニーズファンの中で知られており、昨年にはこの3人によるJohnny's webのスペシャル旅企画も好評だった。
「抱き合わせは、グループそれぞれのファンも取り込める上に、予算的にも都合が良い。またジャニーズファンを意識した意外な組み合わせでCM起用することで、ツイッタートレンドなどにも乗りやすく、事務所としてもグループの知名度をそれぞれ上げることができ、グループの垣根を越えた抱き合わせ起用は、双方にとってメリットにしやすいのでしょう」(同)
SMAPやV6も解散し、嵐も活動休止、King & Princeもメンバーの脱退・退所で形が変わる中で、“抱き合わせ商法”に新たな活路を見出しつあったジャニーズ事務所だったが、ついにジュリー社長が公式に謝罪。故・ジャニー氏による性加害問題が無視できない事態となった。
「もはやジャニーズのタレントを起用しただけで、性加害を容認していると世間に思われかねない流れになりつつあります。スポンサーも起用には今後ますます慎重な姿勢になるでしょう。今、活躍しているジャニーズタレントには《もしかしてジャニー氏の性被害者なのでは?》と無意識に目が向いてしまいますし…」(同)
もちろんCMに出演しているタレントに罪は一切ないが、ジャニーズ事務所としては、今回の問題に向き合いながらスポンサーとの対応にも追われることになりそうだ。