ジャニーズ性加害問題で事務所は“金づる”であるファンの反発とスポンサー離れ危機に大慌て
中居と香取が一緒にテレビに出れば、スポーツ紙だけでなく、他のテレビや新聞、週刊誌も取り上げるはずだ。うまくすると喜多川問題がうやむやになるかもしれない。そんな姑息な意図が透けて見えた。だが、ファンクラブの女性たちが立ち上がったことで、もくろみは水泡に帰した。
SNS上では「#ジャニーズスポンサー不買宣言」が展開されている。桜井翔を起用している三井不動産は週刊文春(5/4.11日号)に対して、「報道が事実だとすれば誠に遺憾。差別やハラスメントの禁止といった法令遵守は非常に重要である」と回答していた。
一社でもCMを打ち切れば雪崩を打つ。そうなれば帝国の命運は尽きる。 (文中敬称略)
(元木昌彦/「週刊現代」「週刊フライデー」元編集長)