三國連太郎さんがラジオに飛び入り出演! 大俳優からいちファンの顔になった瞬間
■「阪神・巨人さんの大ファンなんですよ、うれしいな~どうしよう」
翌朝、9時を過ぎた頃だったでしょうか、取り巻きの方を何人も引き連れて、狭いラジオのスタジオに現れた三國さん。当時はまだ「釣りバカ日誌」のイメージというよりも、映画の大作に出演する大俳優。コワモテの印象が強かったのですが、「釣りバカ」のスーさん以上に相好を崩された。スタジオにお招きすると「阪神・巨人さんの大ファンなんですよ、うれしいな~どうしよう」と大スターから完全にいちファンになっていました。「好きなんですよ。テンポのいいおしゃべりが」と目を細めて顔をクチャクチャにされて本当に喜んでらっしゃるのが見ていてわかり、大好きな三國さんが阪神・巨人さんの大ファンであることにうれしさが込み上げました。
「漫才(全体)がお好きなんですか?」「ううん、阪神・巨人さんが好きなんです」とうれしそうに話され、5分ほどの出演予定が三國さんは席を立つ様子もなく、マネジャーさんたちが次の予定にソワソワし始めても席を立つ様子もなく、結局20分近く出演されました。