ジャニーズ社名変更でも性加害問題は終わらない 北公次が告発本を出した35年前と時代は様変わり

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 ジャニー喜多川氏(2019年死去)によるジャニーズ事務所の性加害問題をめぐり、同社は社名変更し、10月2日に会見を開いて新社名を発表する方向で動いている。前社長の藤島ジュリー景子氏(57)が100%保有する株式の取り扱いなどについても言及するという。矢継ぎ早に対策を打ち出しているかに見えるが、この問題はまだまだ終わりが見えない。

「元フォーリーブスの北公次がジャニー氏の性虐待を告発した当時、ジャニーズ事務所は大打撃を受け、所属アイドルのシングル売り上げは軒並み下がりました。ただ、テレビが北公次の告発を報道しなかったため、5年程度で風化してしまった。ただ、ネットが発達した令和の今は同じような状況にはならないでしょうね」(音楽関係者)

 1988年11月、北公次が著書『光GENJIへ』でジャニー氏の蛮行を綴り、一部の週刊誌や夕刊紙は積極的に報じた。そのため、世間にもジャニーズ事務所のキナ臭さが伝わった。

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