Snow Man依存で業績回復の不二家が恐れるジャニオタ離れ…“ジャニ切り”企業が株価低迷の最中
■Snow Manに依存し続ける危うさ
9月7日のジャニーズ事務所の“謝罪会見”後、東急プラザ銀座で開催中(10月15日まで)の「はじまるよ新しい不二家 Smile Switch Festa 2023 in GINZA」という“Snow Man推し”のイベントには女性ファンが殺到。会場の壁一面に張り出されているファンからのメッセージには、Snow Manを支え続ける不二家への感謝が多く綴られている。
「不二家はSnow Manを起用した2020年以降、業績回復とともに株価急騰でウハウハの一方、子供やファミリー向けの商品を扱っているのに、ジャニー氏の少年への性加害を黙認するのか、といった声も少なくありません。切るに切れないSnow Manは不二家にとって“麻薬”そのもの。もし仮に不二家がSnow Manとの契約を更新しなかった場合、女性ファンの離反は必至で業績にダイレクトに直撃するはず。不二家としては、10月2日の記者会見でジャニーズ事務所が社名の変更とマネジメントの切り離しを発表することを願っていることでしょう」(週刊誌記者)
“ジャニーズ切り”を宣言している花王やサントリー(食品インターナショナル)は偶然か否か、株価が長期低迷している。「カントリーマアム チョコまみれ」などのヒット商品も生まれているが、Snow Man依存も否めない不二家は、大手を振って推し続けられるのか。