信仰か、愛か…ダブル不倫の女優・斉藤由貴はモルモン教とのはざまで悶絶状態
一方、男のほうは、財産のほとんどと子どもを妻に渡し、別の場所でクリニックを始めていた。
あれから6年が経った10月28日の夜、クリニックの前で「入れて、閉めないで」と叫び、泣き崩れる斉藤のあられもない姿があったと、週刊文春(11月9日号)が報じた。
「へたり込んだ斉藤は嗚咽を漏らし、時にしゃくりあげる。尋常ならざるまさに“狂乱の現場”」(文春)だったという。
男は文春の取材にこう答えている。
「僕が離婚して、彼女がなぜ離婚しないのか。それは宗教の問題です」
この日もそのことで彼女から相談を受けていたが、優柔不断な斉藤の態度に、話し合いが決裂した末の修羅場だったというのである。
信仰か愛か──。長い間もだえ苦しんだ斉藤由貴が下す結論は、「棄教」になると文春は見ているようだ。
宗教とは、戦争を引き起こし、愛を引き裂く。なんと罪深いものだろう。(文中敬称略)
(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)