ピーク過ぎたみやぞんがANZEN漫才解散→事務所独立の“大勝負”に…逃した魚は大きいとなるか
■逃がした魚は大きい
芸人の独立をめぐって、最近の印象的な例といえば、なかやまきんに君(45)だ。きんに君は、21年末まで吉本興業に所属していたが、退所前後に「筋肉芸人」としてブレーク。先日発表された「2023タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター)では、11社のCMに出演し5位にランクインするほどに大化けした。「吉本興業にとっては、逃がした魚は大きく、じだんだを踏んでいる」などと報じられた。
「浅井企画は、比較的、所属タレントにも良心的な事務所として知られていますから、お互い納得の上でのことでしょう。テレビ局に圧力をかけたりすることもないはずです。ただ、みやぞんが再び、きんに君のようにブレークすることがあれば、やっぱり“逃がした魚は大きい”となるでしょうけどね」(前出の記者)
ちなみに08年に同事務所からルー大柴(69)が独立した際は、表向きは「円満退社」が強調されていたが、内実はそればかりでもなかったようだ。
「当時は、一度ブレークしたものの、その後低迷していたルー大柴が、やっと再ブレークを果たした直後のタイミング。当時のマネジャーとともに独立しましたが、“ここまで我慢してやったのに”と考える事務所関係者もいたようです。一口に退所といっても、やはりタイミングは大きな要素なんですよ」(芸能プロ関係者)
芸能事務所にとっては、仕事が取れない芸人の独立は痛しかゆしといったところか。ともあれ、みやぞんはこれから裸一貫、腕の見せどころとなるだろう。