松本人志「ワイドナショー」出演取りやめでも露呈…フジ「バラエティー復権」の危うさ
■木下優樹菜、アンジャッシュ渡部建を『脱力!全力タイムズ』に起用
どうやらフジテレビのバラエティー番組制作班は局内で少し浮いているようだ。同局では『オールナイトフジ』や『とんねるずのみなさんのおかげです』のディレクター、プロデューサーとして名を馳せた港浩一氏(71)が2022年6月に社長に就任し、"バラエティーの復権"を掲げている。この1年半で、改革を推し進めているが、決してうまくいっているとはいえない状態が続いている。
「港社長が就任すると局内に目安箱のようなものを設け、社員全員からバラエティー企画を募集したり、士気が上がるような取り組みを始めたまでは良かったのですが、採用される企画が良くない。どう考えても、最終判断が間違っている感じがします」(フジテレビ関連会社社員)
港社長になって始まった代表的な番組といえば、お昼の情報番組『ぽかぽか』だが、視聴率はジリ貧状態が続いている。さらにここ最近目立ってきているのが、問題を起こしたタレントの復帰の窓口になっているという点だ。昨年末は深夜のバラエティー番組『脱力!全力タイムズ』に木下優樹菜(36)やアンジャッシュ渡部建(51)を立て続けに出演させ、SNSで大批判が巻き起こった。