松本人志「ワイドナショー」出演取りやめでも露呈…フジ「バラエティー復権」の危うさ
「バラエティー班は番組にバッシングが起きたら番組を終わらせればいい、そうすれば新番組を始められる…といった、イケイケとは少し違った行き当たりばったりの発想になってしまっている感じがします。コンプライアンスが厳しい時代なのに、もしかしたら、そこにあえて挑んでいく"昭和的"発想が格好いいと勘違いをしているのかもしれません」(前出のフジテレビ関連会社社員)
昨年12月、港社長は『文春オンライン』の独占インタビューに応じ、「明るく楽しく元気なフジテレビ、『楽しくなければフジテレビじゃない』という雰囲気は戻ってきていると思います」と語っている。
「"明るく楽しい"のは、局内のバラエティー班だけじゃないでしょうか。その楽しさが視聴者にちゃんと伝わり、受け入れられているかどうかは全くの別問題ですよ」と、ある幹部は語った。フジテレビの「バラエティー復権」はまだまだ遠い道のりのようだ。