芦田愛菜「さよならマエストロ」は高評価も…“皇室化”進むお気の毒と、女優としての今後

公開日: 更新日:

 スポーツ紙芸能担当記者はこう話す。

「秋篠宮家の眞子さんと小室圭さんの結婚問題が大騒動となったことから、(将来の天皇候補である)“秋篠宮家の悠仁さまの結婚相手は、芦田愛菜が最適ではないか”などと一部の大学教授や女性週刊誌が名前をあげた頃からこうしたイメージが定着していきました」

 確かに読書好きで頭がよく、老若男女を問わず、好感度抜群の芦田はそうしたイメージに合いそうだ。しかし、本人の意思もないまま、勝手に将来のお妃候補として祭り上げられては、本人も困惑だろう。

■優等生イメージからの脱却

 現在、CM起用は16社、「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)などバラエティー番組でも活躍中の彼女にとって、こうした“皇室イメージ”が強まることはマイナスにはならないのか。Web「タレントパワーランキング」(アーキテクト)ほかで、芸能人の取材や人気分析を手掛ける女優評論家の高倉文紀氏はこう話す。

「子役時代は無名で、成人後にブレークするという例はよくありますが、彼女のように、子役時代に国民的な人気と知名度を獲得して大ブレークした後、成人になっても引き続き人気があるという女優さんは本当に珍しい。まずこれが大前提。ただ、学業優先でしばらく仕事をセーブしていたことから、現在はまだ、女優というよりも“優等生”というイメージの方が先行している。それが大量のCMの起用となり、こうした印象にもつながっているのだと思います」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  3. 3

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  4. 4

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  5. 5

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  1. 6

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  2. 7

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  3. 8

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  4. 9

    NHKは「同様の事案はない」と断言するが…フジテレビ問題で再燃した山口達也氏の“EテレJK献上疑惑”

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係