東ちづる64歳にして「人生100年時代」の旗手へ 劇団座長、社会運動、映画製作と意気軒昂の秘訣
「いまも強く記憶に残っているのは骨髄バンクの啓発活動です。骨髄バンクが設立されて間もない頃でしたけど、それから30年以上、携わっておられます。取材時には、東ちづるさんがテレビチームとともに、戦争などで犠牲になった子供たちを支援するドイツ国際平和村を訪れました。東さんはドイツ国際平和村の活動に衝撃を受け、その時以来、施設を定期的に訪れ、日本国内でもボランティア活動をされています。また、類いまれな行動力といい、リスペクトの一言です」
私生活でも難病を抱える夫の介護を続け、「治るって言ったら絶対に治る」「セカンドオピニオンでも、サードオピニオンでも聞きに行くから」などと励まして、元気づけているという。
「先日もご主人とお母さまと3人でお食事を楽しまれる写真をSNSにアップされていましたね。本当に前向きで明るい」と小柳さんは続けた。
5日の誕生日で64歳になったが、変わらぬ美貌でも注目を集めている。
「元インストラクターですし、運動にも積極的ですからね。『筋肉は裏切らない』を信条に、ホットヨガを毎朝3時間やっているという話を聞いたことがあります。富士山の溶岩プレートを敷き詰めた部屋で、ピラティスもして、汗を流しているというのですから、肌がつやつやしてました」と、東を取材したことのある芸能記者は言っている。
その姿は、人生100年時代の旗手に見えてくる。