足立正生監督の最新作は「桐島聡」、古舘寛治主演で7月クランクイン
新作については、こんなコメントを発表。
「警察による誤認手配に50年間追われ、辛苦の逃走を続けた青年・桐島聡が獲得しようとしたものは何か。彼の生きざまは、地獄の沙汰では済まない残虐世界だったのか。しかし、同時に、死の間際に『私はキリシマサトシだ!』と名乗り出て表現し、獲得しようとしたものは何か。それは、彼が生きた怨念となった『革命への確信』への証しだったのだろう。それらは、映画でしか描けない」
足立監督はことし5月には「パレスチナ反戦デモ」への参加を呼び掛ける集会にゲスト出演。反骨の映画監督が描くキリシマサトシが楽しみだ。