「石丸構文」は過去の「〇〇構文」を超えた!「生き様が丸出しでキャッチー」と識者指摘
「〇〇構文」といえば、通常は特定の人物の発言にありがちな表現の癖や、「おじさん構文」「おばさん構文」といった、特定の属性の人物が多用しがちなフレーズを指す言葉だが、ことに、「石丸構文」は「話がかみ合わないこと」の「状況」や「話がかみ合わないのは自分のせいなのに平然としている」という「態度」を指しているとも考えられる。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、「『石丸構文』は『会話の際にマウントを取りに行く』という、石丸さんの『生き様』が丸出しになっている点が非常にキャッチーです」と、その特徴を指摘する。
■「『石丸構文』はすでに『構文』という単語の意味からはみ出しています」
このほか、石丸氏をめぐってはフジテレビ系で放送された「Mr.サンデー都知事選SP」の放送中に、司会の宮根誠二アナウンサー(61)との中継がつながった際や、元乃木坂46の山崎怜奈(27)との会話の際にも、要領を得ない回答をするシーンがあったが、井上氏は以下のように指摘する。
「通常、『〇〇構文』というのは文章のスタイル、ともすれば文法的な話ですが、『石丸構文』はすでに『構文』という単語の意味からはみ出しています。それでも、本人のキャラがあまりにも見事に立っている表現になってしまっており、これまでの『〇〇構文』とは違う新しい使い方をされてネットユーザーに面白がられているという状況です」