「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…
ハードルが上がりすぎると大変なのは「新宿野戦病院」も同じで、クドカンこと宮藤官九郎脚本に対する期待の反動か、小池栄子の英語のセリフに視聴者から疑問符が付いたりした。ちなみに10日放送の第2話は世帯視聴率7.1%と、前回より8ポイントも落としてしまった。
■『マウンテンドクター』は得した?
「その点、杉野さんの『マウンテンドクター』は、逆にちょっと得をしたかもしれません。カンテレ制作の月10の前作『アンメット』の出来が良すぎて、正直、放送前から杉野さんのドラマに対する期待度はあまり高くはなかった。そのおかげか、今のところネット上には《意外と楽しめた》なんて反応もあります」(スポーツ紙芸能デスク)
まあ、中身が良ければ、自ずと結果はついてくるだろうが、確かに「アンメット」の“せい”で、視聴者の見方がシビアになってしまった嫌いはある。
「他の医療ドラマには、しばらく《アンメットより~》《アンメットほど~》なんてドラママニアの評価もつきまといそうです。実際『ブラックペアン2』にもそんな指摘はあって、医療ドラマは“重い十字架”を背負わされた感がありますね」(前出のスポーツ紙芸能デスク)