藤原竜也&広瀬アリス「ゼンケツ」は第7話からが“本番”か オカルト要素や秀逸なパロディーには「ツッコんだら負け」

公開日: 更新日:

 その「ゼンケツ」、脚本の黒岩氏はXで《このドラマは7話から始まります》と伝えていたが……。

「第5話のラスト3分で藤原さん、小日向文世さんたち“ゼンケツ”の全員が神だと明かされ、第6話では広瀬さん演じる小夢も神だったことが明らかになった上での第7話。初回から見返したくなる回でした。神話をモチーフにしたアニメやゲームはこれまでたくさんありますが、GP帯で神話モチーフにオカルト要素をふんだんに織り込んだ連ドラは珍しいですね。まったく受け付けない人もいるでしょうが、好きな人にはたまらない世界観」

 そう語るのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「僕は楽しく見ています」と、こう続ける。

「第7話に出てきた大手広告代理店が“博通DK”にはちょっと笑いましたが、総じて“ツッコんだら負け”みたいな感じで、童心に帰って素直に話の展開にワクワクするのが一番の楽しみ方だと思うんです。神話の素養があってもなくても、昭和の仮面ライダーやウルトラマンに夢中になった世代にもおススメですよ」

「このストーリーならアニメの方が向いているかも」(テレビ制作会社関係者)なんて指摘もあるが、石田ひかり(52)演じる“ツクヨミ”も登場して神々の戦いを描く終盤、どんな“神回”が見られるか?

  ◇  ◇  ◇
 
 ゼンケツで局長役を演じる小日向文世(70)は、実はかなりの“スピリチュアル好き”? 気になる人は関連記事【もっと読む】長澤まさみはドン引き…“スピ好き”小日向文世がハマった「手かざし」がブーム再来?もぜひ!

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…