著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

浜辺美波「六人の嘘つきな大学生」出演作ワースト興収が濃厚も…NHK大河「豊臣兄弟!」の救世主に?

公開日: 更新日:

 前述した筆者の試算では、浜辺が“黒歴史”を塗り替える可能性が十分にある。この浜辺のつまずきに、気を揉んでいるだろうと思われるのが、26年度の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主要キャストを発表したばかりのNHKだ。

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の救世主に?

 10月2日に“豊臣兄弟の恋人たち”のキャスティングに、永野芽郁(25)、吉岡里帆(31)とともに発表されたのが、豊臣秀吉の正妻・寧々役を演じる浜辺だ。

「豊臣兄弟!」制作統括の松川博敬氏が、浜辺と神木隆之介(31)の朝の連続テレビ小説「らんまん」の制作統括を担当していたこともあり、かなり早い段階から“寧々役は浜辺に内定していた”という話もある。浜辺側としては、「豊臣兄弟!」のオンエア前に、ネガティブな材料は少しでも出したくなかったのが本音のはずだ。

「『豊臣兄弟!』は、主演の秀長役・仲野太賀(31)、秀吉役・池松壮亮(34)と、この3人の女性たちの“化学反応”にかかっているといえるでしょう。特に秀吉の正妻を演じる浜辺は、この大河で大きな脚光を浴びることになるでしょう。その要素のひとつとして挙げられるのは、『らんまん』以降、浜辺が地上波の連続ドラマに出演していないこと。これが朝ドラ視聴者にはいい意味で飢餓感……“もう一度、寿恵子さん(『らんまん』の役名)の笑顔を見たい”という欲求を生んでいるわけです。もう一つ特筆すべきは、浜辺の日本髪姿の好感度の高さです。これは『らんまん』放送中から聞かされてきた視聴者の感想ですが、“今の若手女優で日本髪がこれほど似合うのは他にいない”という声が非常に多かった。特に高齢女性視聴者からの“あんなに日本髪が可愛らしい娘さんはいない”という声が目立ちました。この2つの要素がうまくかみ合えば、浜辺が低視聴率で喘ぐ大河ドラマの救世主となるのは間違いないでしょうね」(テレビ関係者)

「六人の──」で出演映画ワースト記録を塗り替えようが、浜辺は「豊臣兄弟!」で十分挽回できるのではないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース