結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り
「リアルタイムと録画での視聴を合わせた総合視聴率を見ると、世帯も個人も『光る君へ』が『海に眠る』どころか、テレビ朝日の『相棒season23』も上回っています。視聴者が配信ドラマに流れつつある中で、今どきはもうNHKも民放もへったくれもない。民放の連ドラと比べて大河は制作費が倍以上というコスパの問題はあるとはいえ、単純に数字だけを比べれば、楽々合格点と言っていいと思いますよ」(テレビ誌ライター)
結局、評価も数字も「光る君へ」の“勝利”というわけだ。
「道長役の柄本さんも《セクシー》などと評判になりましたが、やっぱり吉高さんは同性の支持率も高い。もともと演技には定評のある2人ですが、吉高さん見たさで《初めて大河を見続けた》なんて声も目立ちます。《可愛い》ともっぱらで、合戦好きのオールド大河ファンは一部離れたかもしれませんが、通年放送の大河に新たな女性ファンを獲得した一番の立役者は、やっぱり吉高さんです。力がなければ1年は引っ張れませんし、吉高さんの評価はうなぎ上りでしょう。歴代の大河と比べたら低い数字かもしれませんが、大きな変動もなく安定して推移したことが、その証です」(前出のテレビ誌ライター)