実写版「推しの子」二宮和也のカミキヒカルに違和感も…原作最終回の酷評ぶり逆転に期待
さらに二宮の起用によって、酷評された原作最終回の評価を覆せるのでは…と期待する向きもある。
「『【推しの子】』は、今年11月14日発売の『週刊ヤングジャンプ』で完結していますが、その最終回が、謎や伏線などを全く解決せず、またカミキが凶行に至った心情などの掘り下げもなく、ただ悲しい結末になったバッドエンドだと、酷評の嵐でした。それにより実写化を見る気を無くしたというファンもいたようですが、二宮さん起用により、《私の理解出来なかったカミキヒカルを演技のうまい二宮さんなら演じてくれると期待してます》と、期待する声が上がり始めています」(同)
実写化の改変は原作の世界観を壊すものも多いが、「【推しの子】」の実写化では、流れを整理しながらテンポ感を維持する良い改変と受け止めている原作ファンも多く、《結末が改変されてたとしたら映画見に行きたいな》と、原作とは違う結末を実写化に望む声もファンも多いようだ。
「実写版『デスノート』のように、原作とは違う結末を説得力のある形で提示し、原作ファンからも高い評価を得た例もある。『推しの子』実写化の結末も、原作を補完する形の改変が望まれているのでしょう。二宮さん起用におけるビジュアル的な違和感は拭えませんが、闇を抱えた繊細な役が得意な印象もあるので、カミキというキャラの掘り下げなど、原作の補完を期待できる可能性も十分あると思います」(映画制作関係者)