学園モノは“鬼門”だが…松坂桃李『御上先生』が『海に眠るダイヤモンド』で脱落した日曜劇場ファンを呼び戻す
そういえば日曜劇場の視聴率ワースト、宮藤官九郎(54)脚本の『ごめんね青春!』も学園モノだったが、生徒役だった川栄李奈(29)、白洲迅(32)、黒島結菜(27)、竜星涼(31)、森川葵(29)らはその後、活躍の場を広げている。今となれば豪華な布陣だった。
「クドカン節は日曜劇場のリアタイ視聴者層には合わなかったようですけど、本来、学園モノには生徒役の成長を見守る楽しみがあるし、『御上先生』はテーマもはっきりしているので受け入れられやすいと思います」(前出の亀井氏)
日曜劇場の学園モノは「2016年の『仰げば尊し』もしかり、視聴率的にはパッとしない傾向にある」(ドラマ制作会社関係者)。阿部寛(60)主演の『ドラゴン桜』シリーズぐらいしか大ヒット作が見当たらないというが、年を重ねると“成長する若者”を愛でるようになりがち。次回作の『御上先生』は、『海に眠る』に違和感を覚えて脱落してしまった年配の日曜劇場ファンを呼び戻すことができる、はずだ。
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