中居正広の女性トラブル問題で大揺れのフジテレビ…社員の悲痛な叫びに賛同が広がらないワケ

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 フジといえば、米大リーグのロサンゼルス・ドジャース大谷翔平(30)が購入したとされる邸宅の外観と周辺を映した映像を放映。住所と建物が特定されてしまう恐れがあるとして批判の声が上がり、フジの取材記者がドジャースから取材パスを凍結されたと報じられたのが記憶に新しい。

 2022年には情報番組で「底辺の職業ランキング」などとする話題を報道。トラック運転手やごみ収集業者、介護士、保育士などにマイクを向け、「底辺の職業とか、誰でも出来る仕事だとか言われていますが」などとインタビュー。取材を受けた人たちは一様に困惑し、寂しそうな表情を浮かべつつ「底辺職業というのはすごく残念」「楽しいとかやりがいがあると思ってやっている」と言葉を振り絞るように答えていたのが印象的だった。

 大谷のケースも「底辺職業ランキング」についても、相手のプライバシーや気持ちはお構いなし。「楽しくなければテレビじゃない」が社是だからか、フジが「底辺職業」と報じたことで、当事者や家族がどれほど悲しく、嫌な思いをするのか気付かなかったのか。それこそ「子供が学校でいじめられる」事態になりかねず、ある意味の“報道被害”と言っていい。

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