当時は意義を見いだせなかった格別な歌唱力

「沢田研二1980-1985」の中で、これほど評価が激変したシングルはない。
当時高3の私が「なんで、こんなスタンダードを、沢田研二が歌っているんだろう?」と怪訝に思いながら、聴いていたことを思い出す。
タイトルはスペイン語でヒナゲシの花を意味する。愛しい人をヒナ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り972文字/全文1,113文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】