“ハヤシライス不倫”千原せいじが見せた本音とリカバリー力
不倫そのものは問題だろうが、基本的には相手の女性と自分の家庭の問題であり、その部分は最低限クリアしたといっていいだろう。
そういえば、不倫を報じられた米米CLUBの石井竜也も、その直後に夫人と手つなぎで報道陣の前に現れ、「本当に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。公式サイトでの謝罪の言葉は「天国の父」にまで及んだ。三遊亭円楽も謎かけで、「今回の不倫騒動とかけまして、東京湾を出て行った船と解く。その心は、航海(後悔)の真っ最中」と返答。また、宮迫博之は、不倫疑惑が潔白なのかどうかを尋ねられると、「オフホワイトです」と返答して見せている。
要するに、不倫しても逃げずにマスコミに対応し、そのやり方次第ではイメージの悪化を最小限に食い止め、仕事をそのまま継続させる“手”があるということだ。反省していることを表現しながらも、そこに“シャレ”の部分を織り交ぜると、世間はなんとなく流れていくもの。テレビのトーク番組でも「自虐的モード」で話しておけば、一時的にはあちこちでイジられても、時とともに話題は消えていく。