会議中に足がカタカタ…貧乏ゆすりはなぜ起こる?
貧乏くさいとわかっていても、無意識に足を踏み鳴らしてしまう……。その理由について、神経内科医の米山公啓先生が答えてくれました。
「貧乏ゆすりは、ストレスエネルギーが運動エネルギーに変わり、足の動きとして表れたもの。思い通りにいかなくてイライラしている時や、ジッとしているのが耐えられない時などに起こります」
人間はストレスを感じると、無意識にアクションを起こして発散しようとするといいます。
大声を出したり、その場から離れたりするのが典型例ですが、会議中などはそうするわけにはいきません。
「ジッとしているとますますストレスがたまってしまうので、自然と足がカタカタ動いてしまうのです。ただ、周りに迷惑をかけることなくストレスを発散できるので、一概に悪いこととも言えません」
ペンで机をコツコツ叩いたり、指をポキポキ鳴らしたりするのも同様の理由。とはいえ、貧乏ゆすりは見るからに落ち着きがなく、人に不快感を与える恐れも。できればやめたいものですが?