【花粉症の免疫療法】日本医科大学付属病院 耳鼻咽喉科(東京都文京区)

公開日: 更新日:

 免疫療法は単独よりも他の治療法と併用した方が改善率はいい。同科で、症状が強いときに薬を併用する患者の割合は最初の年が6割、2年目から3割に減るという。

「免疫療法の改善率は、治療開始から2年経過でみた場合、差はあっても7割は確実に症状が軽減して、薬が必要なくなります。そのうち、まったく症状が出なくなるのは3割くらい。ただし、やめると戻る患者さんもいるので、3年は続けてもらっています」

 薬剤費は3割負担で、舌下が1カ月分で1000円ほど、皮下注射は1本150円程度だ。

<データ>
 1910年に開設した日本医科大学の本院。
◆スタッフ数=常勤医師12人
◆年間外来延べ患者数(2016年)=2万8961人
◆免疫療法の患者数=舌下85人、皮下注射256人

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 2

    協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱

  3. 3

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  4. 4

    SixTONES新冠番組を潰しにかかるTBS日曜劇場の本気度 道枝駿佑、松本潤、目黒蓮が強力な"裏被り”連発

  5. 5

    長渕剛「理不尽と戦ってほしい」鹿児島の母校卒業生にエールも…元女優から新たな告発

  1. 6

    侍J井端監督が正捕手に据えたい大本命は…3月強化試合への招集は「打倒甲斐」のメッセージ

  2. 7

    「胎動」と「混迷」が交錯するシンドイ2年間

  3. 8

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  4. 9

    長山藍子のおかげでわかった両眼のがんを極秘手術

  5. 10

    ニセコで横行する「海賊スキースクール」…中国系インストラクターやりたい放題で認定校とはイタチごっこ