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 ADHD(注意欠陥・多動性障害)という病気をご存じか。「多動性」「衝動性」「不注意」という3つの症状からなり、例えば時間管理が苦手であったり、忘れ物、なくし物が多いといった特徴がある。

 今回はこのADHDのかた向けに開発された「AOZORA」をご紹介したい。簡潔に言うとこのアプリはタスク管理アプリなのだが、特にセルフチェック項目は日常的な課題や対人関係におけるシチュエーションがあらかじめ登録されているため、予定の登録が非常に簡単である。

 Googleカレンダーなど、他サービスとの連携が強化されている点もユーザーファーストであり、評価できる。ADHDの人は、物事を忘れやすく、特に時間管理や物事の優先順位付けが得意ではないという特徴が見られる。アプリを通じて“できた”ことを喜び、治療に積極的に参加するモチベーションにつなげる助けになることが期待される。

【連載】アプリで健康になれるのか

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