【心臓カテーテル治療】千葉西総合病院・循環器内科(千葉県松戸市)

公開日: 更新日:

 同科の治療割合は、バルーン療法とステント療法が7~8割、アテレクトミーが2~3割。特にロータブレーターの効果は絶大だが、習熟した医師でないと血管が傷ついたり、穴が開いたりする重大な合併症のリスクがある。三角院長はロータブレーター治療件数が世界で最も多く、国内140カ所の施設に指導に出向いている。

「ロータブレーターは25年で5000~6000件やっていますが、死亡例はなく、緊急手術が必要になったのは15件。難しい症例を多くやれば失敗もあります。成功率は99・5%です」

 PCIは局所麻酔で1時間以内に終わり、翌日退院できる。全体の再狭窄率は5~8%という。

■データ
徳洲会グループ・社会医療法人社団木下会の病院。
◆スタッフ数=常勤医師16人
◆初診患者数(2016年)=5586人
◆PCI件数(同)=3028件(うちアテレクトミー242件)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動