故・愛川欽也さんは選択 あえて無理ながん治療はしない

公開日: 更新日:

「どこまで治療するかは本人次第ですが、相談者には仕事は辞めないように伝えます。健康を維持するには、お金が必要。そのためには、気持ちの上で生きがいとなることも大切です。そういう視点に立つと、仕事を優先して、あえて手術や抗がん剤をパスする選択をする相談者は少なくありません」

 プロジェクトリーダーとして結果を出すまでは仕事に専念したい。人前に出る仕事だから、抗がん剤の副作用で髪が抜けるのは困る……。黒田氏の元には、いろいろな相談者が訪れるが、ベースにあるのは仕事だ。

「無理な治療を避けながら、最低限痛みを取る緩和ケアを受ければ、愛川さんのような最期を迎えられます」(中川氏)

 そのときの身の振り方は、元気なうちに考えておくのが無難だ。

【連載】「がんと仕事」厳しい両立

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係