地方に進学校をつくることが医師不足解消の早道になる

公開日: 更新日:

 無理もありません。今は塾にも行かず、学校と家庭の勉強だけで医学部に合格するのはかなり難しい。もし、医師が自分の子供にも医師になってもらいたいと思えば、医学部進学専門の塾に通わせるのも当たり前で、そういう塾は都市部にしかないのです。そもそも、地方では医師を希望する子供が少なく、競争原理も働きません。よほど意志の強い子供でなければ、学校の勉強だけで医学部への進学は難しいのでしょう。

 逆に言えば、医学部に合格させるだけの高い学力をつけさせる学校があれば、地方といえども医師は集まってくる可能性があるということでしょう。

 進学校をつくることが、医師不足を解消する早道かもしれません。

【連載】当事者たちが明かす「医療のウラ側」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”