蚊による感染症を防ぐ 3年前にはデング熱の国内感染者

公開日: 更新日:

 ちなみに日本脳炎は発症時の致死率は20~40%と高く、乳幼児や高齢者では後遺症が残ることが知られているが、感染しても発症するのは100~1000人に1人程度。日本での患者数は予防接種により激減している。

 これらの感染症を起こす蚊は日本でも広く生息している。日本では1960年代に撲滅されたマラリアも、その可能性は低いとはいえ再燃なしともいえない。

 そのため一番の予防法は蚊のいそうな草むらや水田などに近づかないことだが、蚊はどんな人を好むのかを知っておくことも大切だ。次回は蚊に刺されやすい人の特徴を紹介する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…