ジメジメ季節にうんざり 頑固な水虫の再発を招く3つの誤解
【治った】
「市販薬でも、処方薬と同じ成分を含むため、よく効きます。大体2週間から1カ月くらいで、見た目には“治る”。ところが、白癬菌は潜んでいるので、症状が消えてからも最低3カ月は薬を塗り続けることです」
症状が消えたという“誤解”で再発を繰り返すのは、③④が密接に関係している。③も④もかゆくないから、薬を中断するのだ。皮膚科医の中には、水虫でかゆくなるのは1割ほどという人もいる。かゆくない方が圧倒的で、その典型が③と④。③はかかとに薬を塗れば良くなるが、④は飲み薬でないと治らない。④の人は、再発を繰り返しやすいという。
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白癬菌は、水回りのカビと同じで、高温多湿で増殖スピードを増す。菌を持ち越したまま、仕事などで靴を履き続け、足が蒸れると、再発する。社会人である限り仕方ないが、打開策はある。
「5本指のソックスは、水虫の改善に効果的です。指と指の間に生地があることで蒸れを予防し、さらに皮膚の接触も防いでくれます。水虫の再発ストップには、誤解を解いて、5本指ソックスを活用するといいでしょう」
社内のデスクワークでサンダルなどに履き替えることが可能なら、なおよし。
今シーズンこそ、厄介なあいつらと手を切ろう。