ジメジメ季節にうんざり 頑固な水虫の再発を招く3つの誤解

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 何でこの時季になると、かゆくなるんだ。秋に涼しくなって良くなったはずなのに、足の指がジュクジュクしてかゆくなる。水虫だ。風邪をうつして文句を言われることは少ないが、こと水虫は「バスマットは替えてね」と周りから“ばい菌扱い”されかねない。実は、ベテラン感染者の誤解が、再発を繰り返す原因だという。「すみれ皮膚科クリニック」(東京・西小岩)の藤田伸弘院長に聞いた。

 水虫は、白癬菌というカビが感染して発症。①足の指の皮がめくれたり、②ジュクジュクして水泡ができたり、③かかとの角質が硬くなって白く粉をふいたりして、最悪の場合、④爪が濁って厚くなったりする。

 症状は、①②が典型で、③は湿っぽい水虫のイメージとズレるため気づきにくい。

 ④は白癬菌が爪に感染した状態で最も進行しているが、爪に痛みやかゆみはなく、これも放置されやすい。

 再発を繰り返す人には2つのパターンがあるという。①②の状態を薬で改善させながら、次のシーズンでぶり返すケースがひとつ。もうひとつは、③④を放置したがゆえに、次のシーズンに①②が再発するケースだ。順に誤解をほぐしていこう。

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