著者のコラム一覧
武神健之日本ストレスチェック協会代表理事

東京大学医学部大学院卒。一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事。年間1000件の健康相談、ストレス・メンタルヘルス相談を行う。著書に「職場のストレスが消える コミュニケーションの教科書 上司のための『みる・きく・はなす』技術」(きずな出版)などがある。

1万人の面談でわかった ストレスに悩まない人の7つの習慣

公開日: 更新日:

 3つ目の習慣は「区切る」。

「例えば旅行に行く、コンサートに行く、週末にバーベキューをするなどで職場との区切りをつくります。マラソン選手が喉が渇く前に給水所を決めているように、あらかじめ休暇の期間を確保し、それに合わせて仕事のスケジュールを組むことが望ましいですね」

 4つ目は「捨てる」。

「やりたいことを決める前にやらないことを捨てる習慣を身に付けている。無駄なことをやらないだけでストレスは随分軽減されます。例えば職場での人間関係のストレスです。大半の方は『相手を変えられる』と思ってイライラする。この考えを捨て、『他人は変えられない』と切り替えれば気持ちはスーッと楽になります」

 5つ目は「体を動かす」。

「有酸素運動や一定のリズムを伴う運動をすると脳内でセロトニンが活性化するといわれています。セロトニンはうつ病患者に不足している脳内物質。体の緊張を和らげる働きもあり、不安やストレスにとって重要な役割を果たします」

 6つ目は「書く・人に話す」。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…