走れなくなって…Jリーガー畑尾大翔語る慢性肺血栓塞栓症

公開日: 更新日:

 だけど、もしも病気をせずにプロになっていたら、もっと早くダメになっていたと思います。サッカーができることが当たり前だと勘違いして、自分の体のメンテナンスや、練習、準備に今ほど一生懸命になれなかったと思うからです。

 自分がプロとしてプレーを続けることで、病気の人や子供たちにとって少しでも勇気になるならいいな、と思っています。

(聞き手=松永詠美子)

▽はたお・ひろと 1990年、東京都生まれ。幼少期からサッカーを始め、高校入学と同時に「FC東京U-18」へ加入。キャプテンを務め、2008年のクラブユース選手権で優勝を果たす。09年に早稲田大学に入学し「ア式蹴球部」に入部。4年生でキャプテンを務めるが、病気が発覚して翌年手術を受ける。14年にJリーグ「ヴァンフォーレ甲府」の練習に参加して正式加入。翌年には副キャプテンを務めた。18年に名古屋グランパス、同年7月に大宮アルディージャへ移籍し、現在に至る。ポジションはDF。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動