新型コロナ<前編>たらい回しにされて検査も受けられず…

公開日: 更新日:

「保健所や病院に連絡を入れているうちに咳がひどくなり始め、呼吸もしづらくなってきました。寝ている最中に息苦しくて目が覚め、これまでどうやって呼吸していたのかがわからなくなって、パニックになったこともありました。もしもこれが新型コロナ以外の肺炎だった場合、このまま悪化して死ぬなんてことになったらたまらない。そう考えて、いくつかの病院に『肺の検査だけでもしてほしい』と訴えましたが、それも断られました」

 救急車を呼ぶことも考えたが、同じマンションの住人の目が気になった。救急搬送となると大ごとになり、「新型コロナに感染したらしい」とウワサになると、妻と子供がいわれのない中傷を受けて生活しづらくなる……。そう考えると、どうしても119番に電話をかけられなかった。

「そうこうしているうちに、熱が徐々に下がり始めました。1週間ほどで平熱に戻り、息苦しさもなくなりました。念のため、それから1週間ほど自主隔離を続け、会社に復帰したのは5月中旬でした」

 本当に新型コロナ感染症だったのかどうかわからないまま、自力で生還した町田さんだったが、その後、思わぬ形で感染の事実を知ることになる。

(後編につづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 4

    柴咲コウの創業会社が6期連続赤字「倒産の危機」から大復活…2期連続で黒字化していた!

  5. 5

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  1. 6

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 7

    世耕弘成氏「参考人招致」まさかの全会一致で可決…参院のドンから転落した“嫌われ者”の末路

  3. 8

    「羽生結弦は僕のアイドル」…フィギュア鍵山優真の難敵・カザフの新星の意外な素顔

  4. 9

    「フジテレビ問題」第三者委員会の報告会見場に“質問できない席”があった!

  5. 10

    「Nスタ」卒業のホラン千秋にグラビア業界が熱視線…脱いだらスゴい?