新型コロナ禍の「暖房と換気」の基本を改めて知っておく

公開日: 更新日:

 室温は18度以上、できたら24度以上にする。ウイルスの活性化を抑えられてヒトの免疫機能も高まるうえ、血管が緩むため循環器疾患の発症リスクも抑えられる。

「換気はエアコンと対角線上の窓や扉を開けることで空気の流れをつくること。窓や扉がない場合は換気扇を回したり、HEPAフィルター付きかUV機能のある空気清浄機を換気の補助に使うといいでしょう」

 適当な空気清浄機が手に入らないのならエアコン以外の昔ながらの暖房器具を使うのも手だ。

「石油ストーブやガスストーブ、電気ストーブなどの室内燃焼型の暖房器具を併用するのもいいかもしれません。空気中に漂うウイルスを殺してくれますし、室温を早く上げてくれます。ただし新型コロナ対策でアルコール消毒液を使う家庭は引火による火災に気をつける必要がありますし、やけどにも注意しなければなりません。石油ストーブを使う場合は、一酸化炭素中毒になりやすいので換気はより一層注意しなければなりません」

 石油ストーブを使わなくても今年の冬は換気が重要だが空気は見えないために換気は個々の感覚に頼らざるを得ず、管理は曖昧になりがちだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」