日本上陸「変異種」は最悪期の始まりか感染収束の始まりか

公開日: 更新日:

 宮沢准教授が心配しているのはむしろ、変異したことで新型コロナウイルスがいつまで体内に残るかということだ。

「猫や牛などの動物のコロナウイルスは、症状を起こさずに体内で感染が持続するケースが少なくありません。私が気になるのは、新型コロナが変異によって他の動物のコロナウイルスのように症状を起こさないで感染が持続することです。そうなるとPCR検査を受けてもずっと陽性のままとなり、隔離が解けなくなり、仕事や学校などに復帰できなくなってしまいます」(宮沢准教授)

 ちなみに欧米では変異種は、ヒトから動物、動物からヒトへのピンポン感染や薬などの治療により遺伝子が変異したからではないか、との見方がある。しかし、これには宮沢准教授は否定的で「単に感染者数が多くなり、変異の確率が上がったため」だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動